January 03, 2006

●福袋を買いに行く

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 今日はBOBLBE-Eの福袋を入手すべく、久々にBOBLBE-E Concept Store Osakaまで行ってきました。
 私が到着したのは11時頃。そこでたまたまConcept Storeの店員さんと会い、整理券を貰いました。どうも福袋を買うためには、この整理券がないとダメらしいです。公式サイトでは東京のみ整理券配布みたいな感じで書かれているのでちょっと戸惑いました。そこら辺はしっかりと公式サイトに書いておいて欲しかったな。店の前に誰も居なかったから、うっかりその場を立ち去りそうになったよ。
 ちなみに福袋は公式サイトにもあるように、5250円と10250円の2種類。私の目当ては5250円の方だったので、そっちの整理券を貰い、開店及び、福袋販売開始の12時まで、心斎橋をぶらぶらしながら時間を潰しました。その間にNIKE OSAKAなんかにも行ってみたり。その場でカスタマイズした、自分だけのオリジナルカラーのシューズがオーダー出来るNIKE iDのコーナーが凄かったです。作ってみたいのぅ。

 そんなこんなで12時になり、Concept Storeへ戻ると、既に店前で福袋(10250円のは箱ですけど)を開けている方々が。私もそれに続けとばかりに、すぐさま購入しました……いや、実際はどれにしようか結構迷ったんですけどね(死
 で、肝心の中身はというと、

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 SPEEDYV-PACKNEW PHONE POCKETに、あとはWaist Beltでした。ついでに私のMEGALOPOLISも写ってますけど気にしないで下さい。総額は14000円くらいかな、値段が5250円だったことを考えると十分元は取れてますけど、SAMとかANIARAとかが入ってたりなんかしてとか思っていた私は、やはり夢見過ぎだったようです。ただ、SPEEDYは前からMTB用に欲しいなとは思っていたので、結構嬉しかったりします。
 というか、実物を手に取って気付いたんですが、SPEEDYってハイドレーションシステム前提で作られているんですね。右上からホース出せるようになってるし、右ショルダーハーネスにホースを固定するクリップも付いてるし、中にはハイドレーションシステム固定用のゴムバンドまであります。あとはハイドレーションシステムさえあれば完璧、夏頃までに何処かのメーカーのハイドレーションシステム買おうっと。platypusHydrapakCAMELBAK、うーむ、どれにするかな。あとはサイドブレードにベルトを通してヘルメットも固定出来そうだし、やっぱコイツは結構便利かも。
 V-PACKもかなりしっかり作られたセミハードタイプの小物入れなので、iPodなどのデジタルオーディオプレイヤーとか入れるのに重宝しそうですね。しばらくはRio Karma様専用ケースとして使うかな。

 ということで、初めてBOBLBE-E Concept Storeの福袋を買いに行ったわけですが、今回はそこそこ満足出来る結果となりました。ただ、例年と比べるとちょっとクオリティが下がったような気もします。あと、整理券に関しては東京と同じように公式サイトなどでの事前の公知をお願いしたいです。整理券がないと買えないという事を知らずに福袋を買いに来た方々も見受けられましたし、私もあの場で店員さんに会ってなければそうなっていたかも知れません。
 まぁ、来年もまた買いに行こうかなっと。

December 21, 2005

●冲方式ストーリー創作塾

冲方式ストーリー創作塾 卒業制作終わったばかりの私にとっては、実に今更な感じのお買い物ですが、やっぱ気になったので。
 帯に「キミにも『マルドゥック・スクランブル』が書ける!!」とか書いてあるので、「マジかよ。んじゃ、これでSF大賞受賞で賞金200万ゲットだ!」と一瞬ときめくことが出来ますが、世の中そんなに甘くはありません。私も22歳なので世の中の厳しさはそこそこ分かっているつもりです。いや、そんなことはどうでもいいですね。
 で、この本がどんな本なのかというと、冲方丁氏が一つの作品を作り上げる過程、いわゆるプロット作りから執筆までをなぞり、ストーリーやキャラクターを生み出し、そして形にするヒントを示した本です。つまり、文章表現のテクニックだとかの解説はなく、それよりもプロットプロットひたすらプロットな感じの、しっかりとした骨組みのあるストーリーを作るための本です。

 さて、本中ではマルドゥック・スクランブルとカオスレギオンと蒼穹のファフナーのメモやらプロットやらが持ち出されるわけですが、メモやプロットなのでもちろんネタバレもありますし、そもそも作品を知らなければ話について行けそうもないので、やはりそれらの作品を知っている方でないと厳しいかも知れません。まぁ、一応配慮はしているっぽいんですけどね。ちなみに私は、マルドゥック・スクランブルしか読んだことがないので、他のプロットはちょっと目を通しただけです。
 ということでマルドゥック・スクランブルのプロットが出来上がるまでのメモ、プロット、そして創作という過程(本中ではこれを、種書き・骨書き・筋書き・筋書き・肉書き・皮書きと表現しています)を拝見したわけですが、なんか最初のメモは思い悩んで書いてる感が強く、「やっぱプロでもそれなりに悩むんだな」と思ったり。そのメモが徐々に作品のイメージを形作っていく様は、読んでいてとても興味深かったです。
 やはり、プロであれ何であれ、やはり1つのモノを作り上げるには並々ならぬ労力が必要なんだろうな。

 そんなこんなで、なんか小説書きたいとかストーリー考えたいとか思っている人には結構参考になる本だと思います。少なくとも私は参考になったかな。あー、ネットに晒せるくらいのクオリティの小説が書けるようにまた頑張るかね。